SSPP Forum #03
告知:SSPP Forum #03「“地域を主役としたサステナブルでWell-being”なまちづくり2024」11月14日(木)開催決定!
地域・住民の幸せ(Well-being)の最大化を目的として、未来のまちづくりを支援するSustainable Smartcity Partner
Program(SSPP)は、2022年・2023年とフォーラムを開催して参りました。今年も引き続き、2024年11月14日に、第3回フォーラムを開催いたします。
本フォーラムでは、SSPPを通じた取り組みの成果を踏まえて継続実践されている、まちづくりの取組事例や新たな挑戦などを紹介させていただきます。
SSPP Forum #03「”地域を主役としたサステナブルでWell-beingな”まちづくり2024」
- 主催
SSPP Produced by NTT - 日時
2024年11月14日(木)10:00~16:15 - 開催形式
オンライン配信 - 一般参加費用
無料
たくさんのみなさまのご参加をお待ちしております。詳細は追ってお知らせいたします。
タイムスケジュール・プログラム
自治体セッション:01
まちづくりソーシャルデザイナー育成プログラム(長崎市)
長崎市長
鈴木 史朗 氏
長崎県長崎市出身。平成3年に運輸省(現
国土交通省)に入省後、内閣府地方創生推進事務局総括参事官、第五管区海上保安本部長、九州運輸局長などを歴任し、令和5年4月に長崎市長に初当選。人口減少が進む長崎において、長崎市重点プロジェクトアクションプランを策定し、これまで整備してきた新たなまちの基盤を活用しながら、「経済再生」、「少子化対策」を、車の両輪と捉え課題解決を進めている。
※録画出演
長崎市 まちづくり部
まちなか事業推進室
平山 沙希 氏
長崎市役所入庁後、市民生活部、上下水道局を経て、令和4年度よりまちづくり部まちなか事業推進室にてまちなかプロジェクト関連業務を担当。歴史的な文化や伝統に培われた長崎の「まちなか」の魅力を高め、賑わいをもたらすことを目的とした“まちぶらプロジェクト”に従事し、主に新大工~中島川周辺エリアのソフト事業を担当。様々なイベント事業や賑わいづくりの取組みを地域住民や民間企業と連携しながら取り組んでいる。
一般社団法人UDCイニシアチブ
理事
三牧 浩也 氏
2001年東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻修了。同年、(株)日本都市総合研究所入所し、各地のまちづくり構想の策定や公共空間活用に関わる調査などに従事。2010年よりUDCK専任副センター長に就任し、柏の葉の現場でまちづくりの推進業務に携わる一方、各地のUDCの設立運営にも関わる。2020年より東京大学大学院新領域創成科学研究科特任研究員。技術士(建設部門)。
ネイバース株式会社
代表取締役
尾﨑 信 氏
東京大学大学院新領域創成科学研究科 日立東大ラボ 特任研究員。UDCイニシアチブ パートナー。2005年、東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻修了。(株)アトリエ七四、東京大学景観研究室助教、松山アーバンデザインセンター(UDCM)ディレクターを経て、2020年より現職。都市デザインに関するプロジェクトに多く参画。主なプロジェクトは、平泉の景観まちづくり、東京大学キャンパス計画、大槌町地域復興計画、松山市「移動する建築」など。博士(工学)。
株式会社地域創生Coデザイン研究所
主任研究員 チーフCoクリエイター
羽田 忠弘
熊本県山鹿市出身。NTT西日本に入社後、研究開発業務、公共営業業務を経て、2024年8月より現職にて、スマートシティに関するコンサルティング業務に従事。コンセプトメイクといった上流工程から、お客様に寄り添った伴走型コンサルティングに取り組み、地域の特色を生かしたまちづくりに取り組んでいる。
自治体セッション:02
スマートシティの「面白さ」と「仲間づくりの舞台裏」(岡崎市)
岡崎市 総合政策部
デジタル推進課 戦略係長
鈴木 昌幸 氏
愛知県岡崎市出身。計画関連部署を長く経験し、総合計画、地方版総合戦略、財政計画、公共施設等総合管理計画などを策定。EBPM推進で培った知見を活かし、全庁的な課題のもと、スマートシティ実現やデータ利活用に注力。岡崎スマートコミュニティ推進協議会の事務局として、公民連携して積極的な事業構築を進めるとともに、名古屋市立大学非常勤講師やGLOCOM客員研究員を務める。
名古屋大学大学院
情報学研究科 准教授
遠藤 守 氏
長野県須坂市出身。社会情報学の視点から、産官学民の連携を通じて地域DXやオープンデータ推進・ICT教育などのICTを活用した実践的な社会応用研究を行っている。行政分野では総合計画、地方版総合戦略、官民データ活用推進計画、自治体DX推進計画などの策定支援を行ってきたほか、産官学民連携による共同研究を積極的に推進している。
現在、総務省地域情報化アドバイザー、一宮市CIO補佐監などを務める。
NTT西日本 ビジネス営業本部
エンタープライズビジネス営業部 担当部長
米林 敏幸
地域課題を解決する法人営業経験を活かし、中小企業営業の組織化に参画。その後、人事・採用・育成に従事。2015年より新規ビジネス開発にて、データ・AI活用で社会課題を解決する8つの事業を創出。その後グループ会社の戦略や開発、マーケティングをリードする傍ら、市民の声を変革に活かすCXコンサルティングで多数伴走。2023年からはDX共創ラボ「LINKSPARK」の東海エリア責任者として、新たな価値創出する顧客のDX推進支援をリード。
まちづくり支援活動 Co-design Programについて
パノラマティクス主宰
齋藤 精一 氏
1975年神奈川県伊勢原市生まれ。建築デザインをコロンビア大学建築学科(MSAAD)で学ぶ。2006年に株式会社ライゾマティクス(現:株式会社アブストラクトエンジン)を設立。社内アーキテクチャ部門を率いた後、2020年に「CREATIVE
ACTION」をテーマに、行政や企業、個人を繋ぎ、地域デザイン、観光、DXなど分野横断的に携わりながら課題解決に向けて企画から実装まで手がける「パノラマティクス」を結成。
2023年よりグッドデザイン賞審査委員長。2025年大阪・関西万博EXPO共創プログラムディレクター。
まちづくり支援活動 Co-design Program
室戸市の挑戦
室戸市役所 まちづくり推進課
課長
福留 裕治 氏
2000年4月室戸市役所入庁。農林課や税務課そして防災対策課などを経て2019年より現在のまちづくり推進課に配属され、2023年4月より現職。市の総合振興計画の策定や移住定住対策、公共交通対策等、総合的なまちづくり業務に取り組んでいる。
室戸市役所 まちづくり推進課
まちづくり推進班班長
川越 桂太 氏
2010年4月室戸市役所入庁。総務課や観光ジオパーク推進課等を経て2020年4月よりまちづくり推進課に配属され、地域おこし協力隊受入業務のほか、大学連携や地域コミュニティ振興等の業務を担当している。
NTT西日本 高知支店
ビジネス推進担当
丸本 真和
2008年4月NTT西日本入社。現職では、一次産業DX(養殖場管理効率化、苺の収量予測)、GX(脱炭素コンサル、カーボンクレジット創出支援)、自治体業務共通化分野等での新規案件創出に取り組んでいる。
まちづくり支援活動 Co-design Program
男鹿市からのまちづくりへの挑戦(2024)
稲とアガベ株式会社
代表取締役
岡住 修兵 氏
1988年、福岡県北九州市出身。神戸大学経営学部を卒業後、秋田県・新政酒造で酒造りを学ぶ。2021年に秋田県男鹿市に「稲とアガベ醸造所」をオープン。新ジャンルのお酒「クラフトサケ」造りを行うとともに、レストラン「土と風」を立ち上げ。2023年春、食品加工所「SANABURI FACTORY」を立ち上げ、廃棄リスクのある酒粕をマヨネーズにする加工生産をスタート。また同年8月一風堂監修レシピのラーメン店「おがや」を立ち上げる。2024年には宿「ひるね」を開業。今後はホテルや蒸留所の建設を予定しており、多くの優良な雇用を創出することを目指す。クラフトサケブリュワリー協会初代会長。Forbes JAPAN CULTURE-PRENEURS 30。ICCクラフテッドカタパルトグランプリ。
株式会社KESIKI
代表取締役CDO
石川 俊祐 氏
日本を代表する「デザインアプローチ」実践者。
ロンドン芸術大学Central St. Martins卒、英PDD Innovations UKのCreative Leadを経て、IDEO Tokyoの立ち上げに従事。2018年よりBCG Digital VenturesにてHead of Designとしてデザイン組織の立ち上げ、大企業社内ベンチャー創出に注力したのち、2019年 KESIKI Inc.設立。現在、旭川市の最高デザイン責任者、事業承継をしたウッドユウライクカンパニーWYLC代表取締役、多摩美術大学クリエイティブリーダーシッププログラム特任教授・プログラムディレクター、NTT com design studio KOELクリエイティブアドバイザーを務める。D&ADやGOOD DESIGN AWARD、山形エクセレンスデザインなどの審査委員を兼任。Forbes Japan 世界で影響力のあるデザイナー39名に選出。
「HELLO, DESIGN 日本人とデザイン」(幻冬社)の著者。
株式会社三菱地所設計
三好 史晃 氏
1984年熊本県熊本市出身。大阪大学大学院で建築・都市計画を学び、株式会社三菱地所設計に入社。これまで、東京都内及び神奈川県・愛知県・福岡県など、日本各地で多数の都市開発プロジェクトや行政マスタープランの策定を担当。現在も、都市開発事業の推進、地域のまちづくりマスタープランや都市開発のコンセプトづくり、官民が連携したまちづくり手法の検討・立案に携わっている。都心部のみならず、人口減少の課題を抱える地域のまちづくりにも関わり、「わたしたちのまちづくりサミット」のデザインや事務局を担当。
株式会社日立製作所 DesignStudio
Chief Design Strategist
赤司 卓也 氏
お客様やパートナーなど業界の枠を超えたステークホルダの創造性をつなぎ、価値創出する日立のフラグシップ拠点、Lumada Innovation Hub Tokyoのデザインストラテジスト。プロダクトデザイン担当後、日立内でサービスデザイン領域、ビジョンデザイン領域を立ち上げ、街づくり、ヘルスケア、地域エネルギーなど、国内外で官公庁、企業や地域住民の方々をつなげ、社会課題を解くビジョン駆動の協創をリード。
特別講演 「本物」
NAOTO FUKASAWA DESIGN
深澤 直人 氏
世界的に活躍する日本人デザイナー。1956年生まれ。
デザイナーの個性を主張するのではなく、生活者の視点にたって人の想いを可視化する静かで力のあるデザインに定評がある。日用品や電子精密機器からモビリティ、家具、インテリア、建築に至るまで手がけるデザインの領域は広く多岐に渡る。デザインを通して対象の本質にせまる力、その思想や表現などは国や領域を超えて高い評価を得ている。世界で最も影響力のあるデザイナーの一人である。
株式会社マルニ木工
代表取締役会長
山中 武 氏
1970年生まれ。1993年慶應義塾大学経済学部を卒業後に渡米。1995年ウィスコンシン大学ミルウォーキー校経営大学院(MBA)を卒業後に帰国。1996年三井信託銀行株式会社(現在の三井住友信託銀行株式会社)に入社。2001年株式会社マルニ(現在の株式会社マルニ木工)に入社。入社後、銀行での経験を生かして会社を立て直すとともに、木工家具メーカーとしてデザインやモノづくりを見つめ直し、外部デザイナーとの取り組みを推進。2008年プロダクトデザイナーの深澤直人氏と協働してHIROSHIMAを発表。同年株式会社マルニ木工代表取締役社長に就任。2021年株式会社マルニ木工代表取締役会長に就任。