スマートシティ取組事例

駐車場事業者向けスマートパーキングの提供

docomoスマートパーキングシステムは、スムーズに空き駐車場を確保したいドライバーと、手軽に駐車場を開設し、集客したい駐車場事業者をつなぐシステムです。
本システムは、次の4つから構成されます。
・車の入出庫を感知するIoT機器「スマートパーキングセンサー」
・センサーとサーバーをつなぐ「ゲートウェイ」
・クラウド上の「駐車場管理サーバー」
・ドライバーが駐車場利用時に使用する専用アプリ「Smart Parking Peasy(ピージー、以下、Peasy)」
これまでの駐車場は、集客に適した見通しの良い大通りの広い土地に優先的に開発されていたため、数が限られ、都心部での駐車場が不足しておりました。本システムは、IoT技術の活用による低コストと設備敷設の容易さを特長としていることから、駐車場事業者は、狭い土地や、大通りに面していない土地や、これまで月極駐車場として運営されていた土地の、時間貸し駐車場としての利活用が可能となり、都心部の駐車場の増加が見込めます。駐車場事業者をサポートするための駐車場運営に必要なコンタクトセンターや駐車場の保守サービスは、提携先である株式会社プレステージ・インターナショナルより提供いたします。これにより、駐車場事業者は、用地の開拓や駐車料金の設計等の事業運営に専念することが可能となります。
また、本システムにより運営される駐車場を利用するためのドライバー向け専用アプリ「Peasy」により、ドライバーは目的地付近の空き駐車場を探すことができます。また、アプリからクレジットカード情報を登録することにより、料金精算用の現金を事前に準備する必要もなくなり、手軽に駐車場を利用できるようになります。
ドコモは、IoT技術を活用した本システムの継続的な改良・普及促進により、駐車場不足の問題解決に寄与し、自動車社会の発展に貢献してまいります。